2020年05月27日

サソリモドキ

怪獣映画のスクリーンから飛び出して来たような風貌の
奇虫の入荷です

IMG_9279.jpg

ヒヨケムシ・ウデムシと並んで
世界三大奇虫の1つと言われる
テキサスジャイアントビネガロン

「ビネガロン」って
まさにウルトラマンに出て来そうですね。

日本ではサソリモドキと呼ばれます。

あくまで「モドキ」であって、サソリとは別種なので
毒はありませんが、
尻尾の付け根から
85%の酢酸からなる酸っぱい匂いの物質を噴霧するらしいです。

でも、余程身に危険が迫らない限り
この最終兵器を使うことはないようです。
(この攻撃にあってひどい目に遭ったという話は聞いたことがありません)


IMG_9281.jpg

サソリみたいな大きな鋏が特徴の1つですが、
この独特の尻尾もひときわ目を引きますね。

英名ではwhip scorpion(鞭サソリ)とも呼ばれ
この面白い尻尾を
鞭になぞらえています。

厳つい鋏と
近付くと鞭でぶたれそうな
恐ろしい怪獣のイメージとは裏腹に
性格は穏やかで動きも緩慢。

ちょっと風変わりなペットを飼ってみたい方に
オススメです


posted by カメレオン・ハート at 05:59| 和歌山 ☔| Comment(0) | 昆虫・奇虫・甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月20日

土を作り、骨を作る生き物

妙なタイトルになりましたが、
ワラジムシのこと。

ワラジムシは土を耕し、
森の土壌に酸素を供給しています。

わたしたちが知らない闇の世界で
日々ひっそりと
森の土壌を作ってくれているのです。


そして、爬虫類・両生類の飼育の世界では
身を呈してカルシウムを提供し、
生体の骨を作ってくれます。

いわば「歩くカルシウム」ですね。


餌としてばかりではありません。

ほとんど隠れることなく
歩き回ってくれて
見ていて飽きないため、
ペットとしても人気です。

バラエティも結構豊富。

世界中には
5000〜7000種もいるのだそうです。

今回入荷したのは
そのうちの4種

@ホソワラジムシ(定番種)

20190212_c5d234.jpg

Aオレンジホソワラジムシ
(キューバワラジムシ)

IMG_9148.jpg

Bダルメシアンクマワラジムシ

IMG_9150.jpg

Cキルギスオオワラジムシ

IMG_9144.jpg

よく「虫酸が走る」と言いますが、
足がいっぱいあって
ウジャウジャ歩き回るワラジムシも
よ〜く見ると可愛らしく
愛着が湧いてくるから不思議です。

何より我々にとっては
何の害もない平和的な益虫ですから。
(分類上は虫ではなく甲殻類ですが)



posted by カメレオン・ハート at 05:33| 和歌山 ☁| Comment(0) | 昆虫・奇虫・甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月08日

4億年を生き抜いてきた生き物

動画は
ジャイアントデザートヘアリースコーピオン
コオロギに毒針を刺すシーンです


次の動画は
毒針を使わずに
コオロギの逆襲を防ぎながら
捕食するシーン


触肢と呼ばれるハサミで
コオロギにダメージを与えてから、
今度は鋏角と呼ばれる口元のハサミを
うまく使って美味しそうに食べていますね。


最古の化石は
約4億4000万年前のシルル紀まで遡るサソリ。
恐竜よりも遙か2億年以上先輩の生き物です。

代謝速度を低下させる能力により
1年間何も食べずに生存可能、
放射線に対する強い耐性など
なるほど4億年以上も生き残って来られたこともうなずけます。

改めてよく見れば
進化の最終形とも言える
ムダのないフォルムと機能美に感動すら覚えます。

コロナでガタガタの人間は
まだまだ進化の途中の幼い生物ってことでしょうか。


posted by カメレオン・ハート at 03:54| 和歌山 ☀| Comment(0) | 昆虫・奇虫・甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月24日

砂漠を生き抜くサソリの智慧

Giant Desert Hairy Scorpion
ジャイアントデザートヘアリースコーピオン
が入荷しています。

IMG_8400.jpg

そのまま訳すと
「大きな砂漠の毛深いサソリ」

下の画像をよく見ると
確かに名前の通り
毛がいっぱい生えているのがわかります

IMG_8406.jpg

毛深かさには
それなりの訳がありそうです。

一説によると
それは地面の振動を感じるためのもの。

砂上を歩く生き物のかすかな足音を
振動で感じるわけですね。

それほど獲物にありつけるわけではない砂漠のサソリが
わずかな獲物を感知するレーダーのようなもの。

毒は獲物を仕留めるのに有効ですが
過酷な砂漠を生き抜くには
その前に「餌を発見する智慧」
が重要ということでしょう。



posted by カメレオン・ハート at 23:07| 和歌山 ☀| Comment(0) | 昆虫・奇虫・甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月20日

ヨーロッパのダンゴムシ入荷

画像は
バルカン半島原産のダンゴムシ、
モンテネグロダンゴムシです。

IMG_6328.jpg

欧州のダンゴムシだけあって
なんだか上品でオシャレですね(笑

小さい頃よく遊んだダンゴムシも
今では人気のペット。

クルンっと可愛らしく丸まる姿に
郷愁を誘われるのは
私だけではないようです

posted by カメレオン・ハート at 03:15| 和歌山 ☁| Comment(0) | 昆虫・奇虫・甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月15日

もうすぐ夏休み♪〜ヘラクレスオオカブトの幼虫入荷〜

カメレオンハートでは
毎年夏休みの近付くこの時期、
お子様向けのアイテムをご用意しておりますが、
今年もヘラクレスオオカブトの幼虫が
ブリーダーさんのところからやって来ました

IMG_5351.jpg

そろそろ蛹化する3令幼虫の
ヘラクレスヘラクレス
(リッキーは販売済みとなりました。)
おそらく年内には変態して成虫になると思われます。

IMG_5350.jpg

♂は角まで含めると14〜15p。
ギネス級になると最大18pにもなる
世界最大級のオオカブトです。

成虫は
ギリシャ神話の英雄ヘラクレスから
その名をいただいたとされるにふさわしい
カッコイイ容姿となります。


夏休みに
ヘラクレスの変化の様子の観察はいかが?

♂♀選べます。


posted by カメレオン・ハート at 08:59| 和歌山 ☁| Comment(0) | 昆虫・奇虫・甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月29日

サソリを飼ったら・・・

サソリを飼ったら、
ぜひやってみたい実験がコレ


サソリにブラックライトを照射すると光るというのは
よく知られた現象ですね。


では、フトアゴヒゲトカゲに
同じライトを照射してみると・・・


やっぱり光りません。


では、明るいところで
デューンスコーピオンにブラックライトを照射すると・・・


ちゃんと光っていますね。

光る理由はまだよくわかっていないようです。

まだまだたくさんある
解明されていない生物たちの秘密。

他に光る生き物を探してみるのも
面白いかもしれません。


今年の夏休みの自由研究は
コレで決まり!?(笑


posted by カメレオン・ハート at 08:07| 和歌山 ☁| Comment(0) | 昆虫・奇虫・甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月28日

蠢く奇虫

夜になると
奇虫たちの動きは活発になります


うごめいているのは
ブリーダーさんのところからやって来た
アジアンフォレストスコーピオンの赤ちゃん

IMG_5138.jpg

ベビーとは言え、
既にサソリしてますね

IMG_5139.jpg

コオロギの頭をとって
置いておくと群がって食べます。

大きくなると
オオクワガタのように黒光りし、
ダイオウサソリ並の大迫力のスコーピオンとなります。


闇にうごめく
森林のハンターたち。

なぜか心惹かれます^^


posted by カメレオン・ハート at 04:48| 和歌山 ☔| Comment(0) | 昆虫・奇虫・甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月30日

スコーピオンと毒

デューンスコーピオン
入荷しています。

IMG_4517.jpg

このサソリは
アメリカ合衆国のカリフォルニア州からアリゾナ州にかけての
砂漠地帯に棲息する中型種です。

現在のサイズは約3cmくらい。

IMG_4513.jpg

砂漠のサソリですから
いつも獲物にありつけるわけではないことを考えれば、
エサやりは
1〜2週間に1回くらいでよさそうです。

エサはコオロギがメイン。

水も気が付いた時に
霧吹きをする程度でOKです。

IMG_4514.jpg

気になる毒の方ですが、
やはりサソリなのでちゃんとあります。

でも強い毒ではないらしく
たとえ刺されたとしても
それほどひどいことにはならないようです。
(ただし素手で触ることは避けましょう)

哺乳類が刺された場合に
致命的な毒性を持つサソリは実は少なくて
約1000種類のうち
わずかに25種と言われ、
生息地域もごく限られています。

では
サソリ=猛毒=致命的
という認識が世界中に広まったのはなぜか?

それはギリシャ神話の
「英雄オリオンを殺して、さそり座となったサソリ」
の話の影響が大きいようです。(Wikipediaより)

なにしろギリシャ神話は
古代から現代に至るまで
人類に多大な影響を与え続けていますからね。


サソリに刺されて死んでしまったオリオンもまた
星座となった。

そして星座となってからも
オリオンはサソリを避け続け、
そのため
さそり座が空にある時は決して姿を現さなくなった。。。


さそり座とオリオン座が
同時に見られない理由。

荒唐無稽な神々の物語と思われる
ギリシャ神話ですが
実はとても合理的な当時の「サイエンス」を
背景に作られているようですね。


posted by カメレオン・ハート at 02:33| 和歌山 ☁| Comment(0) | 昆虫・奇虫・甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月18日

ようこそ魅惑のペットローチの世界へ

あの巨大ゴキブリ
Death's Head Cockroach(正式名ブラベルス・クラニファー)
昨年譲っていただいてから、
ペットローチの魅力
目覚めたわたくしですが、
このたびいよいよ世界のペットローチの販売を開始しました。


まずはかなり増えてきた
Death's Head Cockroachの幼虫から

IMG_3275.jpg

成虫はこんなサイズです

IMG_8999.jpg

これよりさらに細長いのは
ブラベルス・ギガンテウス

IMG_3283.jpg

その他
・クロムローチ(白い羽が美しい)
・マダガスカルフルーツゴキブリ(繁殖力旺盛)
・ブラックジムグリローチ(黒くて丸っこい)
・グリーンバナナローチ(熟れる前のバナナの色)
・石垣島産ヒメマルゴキブリ(ダンゴムシみたいに丸くなる)
・クエスチョンドミノローチ(黒字に白の不思議な模様)
・オレンジスポットドミノローチ(テントウムシみたいな7つ星)

世界には
こんなに美しくも面白いゴキブリたちがいます。

忌み嫌われる存在から
鑑賞し、触れ合い、愛でるペットへ

そしてもし増えすぎたら・・・
デュビア同様、
エサとしても有用ですね。
(愛好家には怒られそうですが)

posted by カメレオン・ハート at 23:07| 和歌山 ☀| Comment(0) | 昆虫・奇虫・甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする