2020年01月08日

ワニとワニトカゲ

赤く縁どられた瞳が
とってもキュートな
アカメカブトトカゲです

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英名では
red-eyed crocodile skink
(赤目のワニトカゲ)

首から下は
まさにワニ

ワニに似ていると言っても
繁殖の仕組み
ワニとはちょっと違うようです。

ワニを含む多くの爬虫類の卵巣は2つありますが、
このアカメカブトトカゲには
なぜか卵巣は1つしかないようで
基本1度に1個しか卵を産みません。

なかなかCB化が進まないのは
このことにも理由がありそうです。

とは言っても
お客様のところで
「ベビーが生まれたよ〜

という嬉しいお知らせも
これまでいくつか聞いていますので、
自家繁殖も夢ではありません。

今回も数ペア入荷しています。
チャレンジしてみたい方はぜひ


posted by カメレオン・ハート at 00:40| 和歌山 ☁| Comment(0) | スキンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月10日

博物館とブロードリーサウルス

「博物館」
という言葉を聞くたびにいつも
あのワクワクドキドキ感と薄気味悪さの入り交じった
ノスタルジーに襲われます。

幼い頃の遊び場の1つだった
田舎の県立博物館には
たくさんのホルマリン漬けにされた得たいの知れない
生物たちが展示されていました。

友達とボール遊びに飽きたあとは
決まって引き寄せられるように
その博物館に通ったものです。

博物館は明治時代に建てられた
非常に古い建物で
階段と渡り廊下は歩くたびにミシミシと不気味な鳴き声を上げ、
ドアは子供が部屋に入ることがいかにも気に入らないという感じの
ギ〜〜〜ッという
不機嫌そうな音を立てました。

そして恐る恐る部屋に足を踏み入れると・・・

ホルマリン漬けのたくさんの生き物たちの目が
じっとこちらの様子を伺っています。

今でもあのゾクゾク感は忘れることができません。

不思議な生き物たちへの興味と関心、
そしてワクワク感や鳥肌の立つようなゾクゾク感は
きっとあの博物館に植え付けられたのではないかと
今では思います。


さて、唐突ですが、
ここからは
オニプレートトカゲのこと。

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オニプレートトカゲの学名は
Broadleysaurus(ブロードリーサウルス)

分解すると
Broadley+saurus(サウルス=トカゲ)

ではBroadley(ブロードリー)とは・・・???

これはイギリス人の爬虫類学者
Donald George Broadley(ドナルド・ジョージ・ブロードリー)
のことです。

オニプレートトカゲは
ブロードリー博士のアフリカ爬虫類学への数多くの貢献に
敬意を表してその学名が付けられました。

イギリス生まれのブロードリー博士は
アフリカ中南部および東アフリカへの収集遠征を行い、
爬虫類・両生類の52 000を超える標本を持つ
ジンバブエ自然史博物館
創設に大きく貢献したのだそうです。

亡くなったのは2016年ですから
ごく最近までこの博物館で活躍されていたようですね。


52 000を超えるという
圧倒的な数の生物標本・・・

想像するだけで
幼い頃のあのゾクゾク感が
蘇って来ます。

きっと建物は新しく
ミシミシ、ギ〜〜〜ッ
はないと思いますが・・・(笑)


posted by カメレオン・ハート at 22:45| 和歌山 ☁| Comment(0) | スキンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月08日

トーゴ産のオニプレートトカゲ

光沢のある鱗に覆われた
かっこいいフォルムが人気の
オニプレートトカゲです。

今回の入荷は
トーゴ産。

基本、大人しく扱いやすいオニプレですが、
トーゴ産はさらに性格が温和な感じがします。

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トーゴと言っても
私たち日本人にはあまり馴染みのない国ですので、
ツアーガイド的に
ちょこっとだけご紹介したいと思います。


トーゴは西アフリカにあって
ガーナとベナンに挟まれた細長い地形の国です。

人口は730万人。

高温多湿の熱帯性気候と
雨量が少なく湿度も低いサバンナ気候が混在しています。

綿花、コーヒー、ココアが輸出額の30%を占める農業国ですが、
今だに外国からの援助に依存する
世界最貧国の1つと言われています。

沿岸部は
16世紀〜19世紀まで
奴隷海岸として知られる
奴隷の供給地でした。

その後も
ドイツ、フランス、イギリスの植民地となっています。

長い間奴隷として、
また、植民地として支配されていた民族が
精神的・経済的に独立することは
非常に難しいことです。

元々はオニプレのプレートように
自らの身を守る鎧を持ち、
戦う強さを持っていた民族のはずですが・・・

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温和な性格に不釣り合いな
オニプレのキリッとした瞳を見ながら
故郷トーゴのこと、そしてその重い歴史に思いを馳せるのも
たまにはいいのかもしれません。


posted by カメレオン・ハート at 21:26| 和歌山 ☁| Comment(0) | スキンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月23日

夜トカゲ

夜トカゲ」。

そそられるネーミングですね〜

しかも
1匹だけで生殖すると言われる
単為生殖で胎生
の面白いトカゲ。

イボヨルトカゲ
ドイツCBの入荷です。

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IMG_6416.jpg

「夜トカゲ」の名の通り、
昼間は隠れていることが多い夜行性で一見地味ですが、
英名Yellow-spotted Night Lizardの通り、
よく見ると黄色い斑紋が非常に美しいトカゲです。

夜は一体どんな動きをするのか・・・?
本当に1匹だけで生殖するのかどうか・・・?

夜トカゲの秘密を
もっと知りたい私です。


posted by カメレオン・ハート at 09:25| 和歌山 ☁| Comment(0) | スキンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月30日

アカメカブトトカゲ入荷♪

小さな怪獣
アカメカブトトカゲ
入荷しています。


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昨年入荷したアカメカブトからは
ベビーが生まれたよ〜

という嬉しい便りも
届いています。

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小さな怪獣から生まれた
子怪獣の可愛らしさといったら・・・

想像するだけでも
たまりませんね

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今ならペア取り可能です


posted by カメレオン・ハート at 07:05| 和歌山 ☀| Comment(0) | スキンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月16日

サンドフィッシュスキンク 砂の泳ぎ方

砂の中をスイスイ泳ぐのが得意な
サンドフィッシュスキンク
またまたエジプト便でやってきました。


この面白いスキンクをよくよく見れば
体の各パーツのほとんどが
「砂の中を泳ぐのに適した形」に
機能特化していることがわかります。


まずは体の大きさに不釣り合いな
このちっこいつぶらなお目目。

砂で目が傷つくのを防いでいるようです

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鼻の穴は
砂の侵入を防ぐのに都合よく
どこにあるかわからないくらい小さい。

鼻先はエンピツのように鋭角に尖るとともに
ツルツルした皮膚は砂の抵抗を最小にしてくれます。

体全体がバネのように強靭で
手に持つとすぐにスルリと手から滑り落ちてしまいます。

尻尾は他のトカゲより明らかに短く
必要最小限な長さとなっているようです

みんなから
「かわいい〜〜と言われる理由は
間違いなくこのアンバランス感でしょう。

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それにしても派手な黄色と黒の縞々模様は
一体どんな意味があるんでしょうか・・・???


それでは実際には
どんな感じで砂へ潜るのか?

スローモーションでその様子をじっくり見ると
動きがよくわかります


「左前脚+右後脚」で砂を掻く
⇒「右前脚+左後脚」で砂を掻く・・・
を繰り返しつつ
それに合わせて体をくねらせながら
砂の中をスイスイ進む。

まさに水を得た魚ならぬ
砂を得たサンドフィッシュスキンク


posted by カメレオン・ハート at 22:49| 和歌山 ☔| Comment(0) | スキンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月10日

双尾のオニプレ

下の画像は
オニプレートトカゲの二叉尾です

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ワイルド個体では
二叉尾はそれほど珍しいことではないようです。

外敵に襲われて
命からがら逃げる際に傷ついた尻尾から
もう1本の尾が再生してしまったのだと思われます。

二叉尾は
謂わば九死に一生を得た証の
勲章のようなもの。

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オニプレの表情からは
修羅場を乗り切って生き残ったプライドのような
強さを感じます。


posted by カメレオン・ハート at 22:10| 和歌山 ☁| Comment(0) | スキンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月03日

ブラックウォータースキンク

身体に不釣り合いな
短い手足が
とってもキュートな
マダガスカルブラックウォータースキンクです。
(和名:クロミズベトカゲ)

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ミミズトカゲという
四肢と目が退化してしまったトカゲがいますが
それとは違って
短いながらも
土の中をすいすい泳ぐように進める手足と
可愛らしい目を持ちます。

ミミズじゃねえし!と
トカゲとしてのプライドを感じます(笑

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最大全長13cmくらいなので
プラケに湿らせたヤシガラ土などを3cmほど敷き、
水入れを置けば飼育できます。

エサはSSサイズくらいのコオロギです。
他では潜ってしまって使い勝手の悪い小さなデュビアも
このトカゲにかかっては最高のご馳走^^

潜り系好きにはたまらない
ブラックウォータースキンクです。


posted by カメレオン・ハート at 03:47| 和歌山 ☀| Comment(0) | スキンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月14日

マキシムゾノサウルス

マキシムゾノサウルス
と言っても
もうひとつ馴染みがないでしょうけど、
マダガスカルのオニプレートトカゲと考えれば
少し身近に感じるかと思います。
(オニプレートトカゲはアフリカ大陸に棲息)

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大きさはオニプレートより20cmほど長く、
最大70cmくらいになります。

オニプレート同様、雑食性で
昆虫類の他、野菜や果物も食べます。

性格は温和とは言えませんが、
噛みついたり、威嚇はなし。
ハンドリングもできます。

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現地ではpetit caiman(小さなワニ)と呼ばれているらしく、
尻尾はワニに似て泳ぎも得意。
よく水に浸かります。

アクアテラリウム的に飼育すると
面白いかもしれません。

IMG_2198.jpg

マキシムゾノサウルスは
カタトカゲ科に属します。

アフリカ大陸とマダガスカル島に棲息する
カタトカゲ科のトカゲたちを見ていると
やはりマダガスカル島ははるか昔、
アフリカ大陸から分離したんだなあ
というのがよくわかります。
いろんな点でよく似ていますからね。


posted by カメレオン・ハート at 03:44| 和歌山 ☁| Comment(0) | スキンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月27日

鳴くトカゲ

小さな恐竜
アカメカブトトカゲが入荷しました。

赤やオレンジ色に縁取られた
つぶらな瞳とトゲトゲの鱗が印象的な
人気のトカゲです。

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あまり知られていませんが
このトカゲ君
鳴きます

シューッ!とか
フーッ!とか
空気が抜けるような音を出すトカゲはたくさんいますが、
発声器官を持つトカゲ
かなり珍しいと思います。

早速聴くことのできた鳴き声は
手に持ち上げた時に
「ギッ」

これはただ怖がって
とっさに出した声だと思います。

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本当の鳴き声は
おそらくまた違うんでしょう。

求愛の時に鳴くのか?
コミュニケーションを取るために鳴くのか?

鳴く意味は
実はまだよくわかっていないようですね。

なんとかお店にいるうちに
ぜひ聴いてみたいものです


posted by カメレオン・ハート at 02:29| 和歌山 ☁| Comment(0) | スキンク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする