2018年06月20日

リクガメとバスキング 基本のお話

ヘルマンリクガメは現在、
安心サイズのベビー、
雌雄確定のヤングサイズなど
いろいろおります。

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ヘルマンリクガメ♂
ヘルマン♂2.jpg

ヘルマンリクガメ♀
ヘルマン♀3.jpg

とても飼いやすいヘルマンですが、
他のリクガメ同様、
飼育する上で大事なポイントを1つだけ上げるとすれば
やっぱりバスキングですね


バスキング(Basking)=日光浴


ではバスキングが必要なのはなぜ???


その答えは・・・

@リクガメは草食動物である。

A草食動物は植物に含まれるセルロースを分解するのに
消化管内の微生物の力を借りている。

Bこの微生物が働くのに
35℃〜40℃くらい必要である。

という3段論法で
その答えが導かれます。


漠然と暖めるのでなく、
明確に意味がわかれば
バスキングの設備や温度設定や照射時間で
あまり悩まなくて済むのではないかと思います。

posted by カメレオン・ハート at 05:04| 和歌山 ☔| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

ロシアとホルスフィールド〜その名の由来〜

ヨツユビリクガメは
別名ロシアリクガメホルスフィールドリクガメと呼ばれます。

命名の仕方は面白く、
ヨツユビ=4つ指=形態
ロシア=地名
ホルスフィールド=人名ですね。

ヨツユビは見たままですが、
ロシアとホルスフィールドについては
その由来が気になります。

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まずロシアですが
現在のロシアのことを考えると
なんで???
と考え込んでしまいます。

なぜならこのリクガメの生息地は
アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン、カザフスタン、
タジキスタン、トルクメニスタン、中国、キルギスなどとされ
現在のロシアは含まれないから。

でも旧ソビエト連邦共和国時代に遡れば
確かに領土内に含まれますね。
そして、その盟主であったロシアの名が付けられたと考えるのは
特に無理はなさそうです。
(リクガメ君にとってはかなり迷惑な話ですが)

また、1960年代に当時のソ連から日本へ
このリクガメが大量輸入されたのが
名前の由来とする説もあるようです。

ロシアからやってくる舶来のカメ。

高度成長期を迎え、
高揚した当時の日本人の気分が
リクガメの命名にも影響したのかもしれませんね。

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さて、お次はホルスフィールド

アメリカ合衆国の医師で博物学者であった
トーマス・ホルスフィールド(1773年〜1859年)が
その名の由来です

ホルスフィールドはオランダ植民地軍の軍医時代に
インドネシアの植物、動物に興味を持ち
動植物の採集を行うようになったそうです。

その後、ロンドンの東インド会社博物館の学芸員や
ロンドン動物学会、ロンドン・リンネ協会、王立ロンドン昆虫学会の
要職を務めた。

ホルスフィールドの名が付けられたのは
リクガメだけでなく、
コウモリ、カブトムシ、ヤモリ、トカゲ、鳥など多岐にわたります。

欧米では
どうやらその道で功績のあった人に
自分の名前を動植物に付ける権利を与えるというのが
1つの勲章のようなものであったと想像するのですが
どうでしょうか?


posted by カメレオン・ハート at 23:22| 和歌山 ☁| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月01日

4本指のリクガメ

ロシアリクガメ別名ホルスフィールドリクガメ、ヨツユビリクガメ)
が久々に入荷しています。
甲長5〜6Cmくらいに育ったサイズです。

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和名の通り、前肢も4本爪なのが特徴。
(他のリクガメは前肢5本)
しかもかなり大きな前肢ですね。

これは冬眠の際、
穴を掘りやすいように
頑丈なシャベル状に発達したため
言われています。

それにしても
5本爪より4本爪の方が穴を掘りやすいのかどうか・・・?
これは夜も眠れなくなるくらい難問ですね(笑

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ベビーたちの様子を見ていると
穴掘りの動作を頻繁に見せますので
あまり床材を厚く敷くと
あっという間に全員姿が見えなくなってしまうかもしれません(笑

元気でかわいいベビーたちを見に
お越しください


posted by カメレオン・ハート at 03:06| 和歌山 ☀| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月21日

ヘルマンリクガメのかわいいベビーズ♪

とてもかわいいヘルマンリクガメのベビーズが
入荷しました

床材の上をスタスタ元気に歩き回っています

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まだ甲長4cm前後の小さいベビーたちですが、
野菜をモリモリ食べてくれて安心です。

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赤ちゃんのうちは
夜間も温度高めに飼育します。

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ヘルマンは最も飼育しやすいリクガメと言われていますので、
小さいベビーから育ててみたい方にお勧めです



posted by カメレオン・ハート at 22:09| 和歌山 ☀| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

アキレスとヘルマンリクガメ

ヘルマンリクガメのよく育ったベビーたちが
入荷しています。

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ヘルマンリクガメは
とても活発でよく動き回り
丈夫で飼いやすいことから
「もっとも初心者に向いたカメ」と言われるのも
よくわかります。

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カメさんは昔から「歩くのがのろい」と
決まっているわけですが
実際は結構スタコラ走るように歩きますよね。
ケージの外で遊ばせたりすると
いつの間にか見失ってしまうことがよくあります。

カメが実は足が速い生き物であることは
ギリシャ神話にも逸話が出てきます。

『あるところにアキレスと亀がいて、2人は徒競走をすることとなった。しかしアキレスの方が足が速いのは明らかなので、

亀がハンディキャップをもらって、いくらか進んだ地点(地点Aとする)からスタートすることとなった。

スタート後、アキレスが地点Aに達した時には、亀はアキレスがそこに達するまでの時間分だけ先に進んでいる(地点B)。

アキレスが今度は地点Bに達したときには、亀はまたその時間分だけ先へ進む(地点C)。

同様にアキレスが地点Cの時には、亀はさらにその先にいることになる。

この考えはいくらでも続けることができ、結果、いつまでたってもアキレスは亀に追いつけない。』


有名な「アキレスと亀のパラドックス」ですね。


カメを逃がしてはいけませんよ。

絶対に追いつけないので(笑


ヒガシヘルマンリクガメの生息地域は

バルカン半島。

バルカン半島の南に位置するのがギリシャです。


「アキレスと亀」の神話のモデルは

もしかしたらヘルマンリクガメだったかもしれません。



posted by カメレオン・ハート at 03:26| 和歌山 ☔| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月20日

ヒョウ柄の仲間たち

「ヒョウ柄」の名前の付いた生物は
いろいろいますが、
代表的なのが

@パンサーカメレオン(Furcifer pardalis
Aヒョウモントカゲモドキ(Eublepharis macularius
Bヒョウモンガメ(Stigmochelys pardalis

ではないかと思います。

それぞれの種名の
pardalisは「ヒョウ」
maculariusは「斑紋のある」
を意味します。

ヒョウはアフリカ大陸からアラビア半島、
そして我々のユーラシア大陸の東端までみられ
ネコ科(イエネコ除く)の中で最も広く分布する動物なのだそうです。

確かに
パンサーカメレオンとヒョウモンリクガメはアフリカ、
ヒョウモントカゲモドキはアラビア半島原生種ですね。

身近にヒョウがいたからこそ、
爬虫類にも「ヒョウ柄」の意味の名前を付けようと
思ったんでしょう。

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ヒョウモンガメの
かわいいベビーが入荷しています。

甲羅のヒョウ柄がそれぞれ違っていて
実に魅力的なカメです。

大型のカメを飼育したい方に
お勧めです^^


posted by カメレオン・ハート at 08:21| 和歌山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月22日

ヘルマンリクガメ

 
前回はロシアでしたが、
今回はヘルマンです。

こちらはヨーロッパの地中海沿岸が生息地ですから、
ロシアリクガメに比べれば
圧倒的に穏やかな気候の地に棲む
カメさんと言えますね。

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前回、ロシアの4本爪の画像を掲載しましたので、
ヘルマンの5本爪も一応載せておきましょう↓
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甲高はロシアよりも高く
より丸っこい体型ですね。

ヘルマンもロシアに負けず劣らず
飼いやすいカメさんですので
初心者の方でも安心して
飼育にチャレンジできると思います。



posted by カメレオン・ハート at 23:25| 和歌山 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロシアリクガメ

アフガニスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、ウィグル自治区・・・
といった異国情緒あふれる地域に生息しているロシアリクガメことホルスフィールドリクガメです。

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生息地の国々の顔ぶれを見れば、
乾燥、酷暑、極寒といった
極端な気候にも適応できるカメさんであることがわかります。

極端に暑い夏季にも
極端に寒い冬季にも
地中深く潜り込み休眠することで
厳しい季節を乗り越えるらしいです。

入荷したのはもちろんCBベビーですが、
毎日床材を堀り散らかして
その片鱗を見せてくれています^^

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別名ヨツユビリクガメ。
その名の通り、指は他のカメと違って
4本しかありません。

かなりしっかりした頑丈な爪で、
地中1m近く掘ることがあるというのもうなずけます。

リクガメ入門種と言われ
比較的安価にたくさん出回っている本種ですが、
その習性といい
なかなか味わい深いカメさんです^^


posted by カメレオン・ハート at 01:19| 和歌山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月10日

モザイク柄

ギリシャリクガメの名前は
ギリシャの固有種だからでなく
その甲羅がギリシャ織の模様に似ていることから名付けられた・・・
ということは広く知られた逸話ですね。

でも「ギリシャ織」のことを知らない私としては
どうもピンと来ないんですよね。

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調べてみるとギリシャ織とは
「モザイク状」の模様が特徴の織物のようです。

そして「モザイク」とは
貝殻やガラスや石などの小さな断片を並べた模様のことで
最古のモザイクはなんと紀元前3000年以上昔の
メソポタミアにまで遡れるのだそうです。

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そんな歴史ある「モザイク」を
背中に背負ったギリシャリクガメさん。

よく食べよく飲みよく歩き回り、
そして日が暮れ始めると
それこそ「モザイクの柄のように規則正しく」
眠りにつきます。

少しはカメを見習わなければ・・・


ギリシャリクガメにはカメレオン・ハートで出逢えます^^

posted by カメレオン・ハート at 01:32| 和歌山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする