2020年08月05日

ケヅメが「ケヅメ」なワケ

ケヅメリクガメ
その実物を見たことのないの方にとって
名前からどんなカメなのかをなかなか思い浮かべることができない
カメですね。

なぜなら
「ケヅメ」ってあまり馴染みがないから。

詳しい方ならよくご存じの通り、
「ケヅメ=蹴爪」であって
ニワトリの雄の脚に付いているアレ(突起)のこと。

下の画像は
ケヅメリクガメのベビーでもはっきりわかる
後ろ脚の付け根辺りに付いている
「ケヅメ」です

IMG_0006.jpg

リクガメとニワトリの意外な繋がりですね。


でも、この「ケヅメ」が
名前に冠されるほど
このリクガメの最大の特徴か?と言われれば
う〜ん???という感じ。

他にもケヅメを持つリクガメはいるし、
ガラパゴスゾウガメ、アルダブラゾウガメに次いで
世界で3番目に大きいカメなわけですから
わたしなら
「アフリカダイオウリクガメ」とかなんとか
名付けたいところです。


ではどうして和名が
「ケヅメリクガメ」になったのか?

その理由は
英名の
African spurred tortoise(アフリカの拍車をかけたカメ)
にあるように思います。

spurred(拍車)とは
また馴染みのない単語ですが、
これは乗馬の際に靴のかかとに付け、
馬の腹を刺激して速く走らせるための金属製の馬具のこと。

イギリス人は
このリクガメの名前を付ける際に
後ろ脚の付け根にある突起から
馬具のspurred(拍車)
を連想したわけです。

さすが現代馬術の本場のイギリスらしい
命名の仕方ですね。

今度は
リクガメと馬の意外な繋がり。


そして
ここからはあくまでも勝手な想像ですが、
日本人は和名を付ける際に
当然英名を参考にするわけですが
spurred(拍車)
はどうもしっくり来ない。

ならばそれに代わるものはないかと探したところ
ふと思い付いたのが
身近にいたニワトリのかかとの突起の「蹴爪」だった・・・?

イギリス人が命名の際に着目した「後脚の突起」に縛られた
意外に安易な命名の仕方だった?
と言えば
どこからかお叱りを受けそうですね^^;


最後に宣伝。
ケヅメリクガメの可愛いベビーたちが
入荷しています。

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posted by カメレオン・ハート at 05:28| 和歌山 🌁| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月01日

ヒョウモンガメとヒョウ柄の生き物たち

画像は先日入荷した
ヒョウモンガメのベビーたち。

背甲がドーム状に盛り上がる
バブコップヒョウモンです

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ヒョウ柄の斑紋から「ヒョウモン」と
名付けられたわけですが、
「ヒョウ」になぞらえて名前を付けられた生き物は
結構多いですね。

ヒョウモントカゲモドキ、
パンサーカメレオン、
ヒョウモンチョウ、
ヒョウモンダコ・・・。

その他、「ヒョウ」の意味の「pardalis」
が学名に付く生き物を検索すると
山のように出てきます。

それほど
豹(ヒョウ)という猛獣のインパクトが
強かったということでしょう。


ヒョウ(pardalis)=レオパード=パンサー

考えてみれば
同じ豹でもどれを名前に選ぶかで
その生き物の印象は結構変わりますね。

もし、ヒョウモントカゲモドキ=レオパードゲッコーが
「パンサーゲッコー」だったら・・・?

もし、パンサーカメレオンが
「ヒョウモンカメレオン」や「レオパードカメレオン」だったら・・・?

もし、ヒョウモンガメが
「パンサーガメ」、「レオパードガメ」だったら・・・?

もし、大阪のおばちゃんが
「レオパードマダム」だったら・・・?(^0^;)

最初の命名の仕方って
結構大事だったりします。


posted by カメレオン・ハート at 09:27| 和歌山 ☀| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月04日

ケヅメの赤ちゃん♪

ケヅメリクガメの赤ちゃんが
入荷しています。

野菜をモリモリ食べる様子です


ケヅメの成長は本当に早く
半年もすると
グ〜ンと大きくなっていると思います。

その分
カルシウムが不足しがちなので
野菜には毎日カルシウムの添加が必要です。


ケヅメは日に日に大きくなる成長の様子を
目で見て楽しめるカメさんですね

posted by カメレオン・ハート at 09:14| 和歌山 ☁| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月04日

飼いやすいチチュウカイリクガメ属

現在、リクガメのベビーは
ギリシャリクガメ、ロシアリクガメ、ヘルマンリクガメの3種がおります。

昨日、ヘルマンのベビーが
追加入荷しました

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ギリシャ、ロシア、ヘルマンの定番3種は
飼育しやすいリクガメとして
よく紹介されることが多いですが、
奇しくもこの3種はいずれも
チチュウカイリクガメ属に属します。

チチュウカイリクガメ属の棲息域は
日本とほぼ似たような緯度の地域にあって
気候が大きく違わないことがその最大の要因ですね。

こちら和歌山では
年間通じて屋外飼育をする方もおられるくらいです。

ただし、最近の日本の夏はあまりにも暑過ぎるので、
屋外飼育にはかなり環境を整えてあげる必要がありそうです。

また子亀のうちは屋内飼育で、
ケージ内28℃キープくらいが基本。
(昼間のバスキング直下35℃〜40℃)

いずれにしても
初めて飼うなら
やっぱり上記3種がお勧めのリクガメですね


posted by カメレオン・ハート at 03:21| 和歌山 ☀| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月05日

ギリシャのリクガメ?

久々に
ギリシャリクガメのかわいいベビーが
入荷しています。

IMG_1390.jpg

ギリシャリクガメは
名前に「ギリシャ」と付いていますが
実はギリシャの固有種ではありません。

その名の由来については
背甲の模様がギリシャ織のように見えるから・・・と
どの解説書を見ても書かれていますね。

でも
ギリシャ織に馴染みがない私は
どうもピンときません。

ギリシャ織って
どんな模様???

いろいろ調べてみると
どうやら幾何学模様をベースにした模様のようです。

では幾何学模様って
どんな模様???

イメージはできますが
すぐに言葉で表すことは意外に難しい。

幾何学模様とは
Wikipediaから引用すると・・・
ダウンロード.png
などの単純な部品
配列展開する模様のこと。

その操作を繰り返すことで
無限の模様ができることを発見・発明した人々こそ
紀元前10世紀〜7世紀のギリシャ人なのだそうです。

ギリシャには元々いない亀さんなのに
「ギリシャ」リクガメ。

なんとなく腑に落ちない名前だったけど
ギリシャ人の功績を称えて納得(笑

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posted by カメレオン・ハート at 03:08| 和歌山 ☔| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月15日

インドホシガメ 国内CBベビー入荷情報

最近では
すっかり希少なリクガメとなってしまった
インドホシガメの
国内CBベビーが
2頭だけですが入荷しました。

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1頭は完品、
もう1頭は多甲です。

雌雄はまだ不明。

もう海外からの入荷はなくなるらしいので、
なんとかこのかわいらしいリクガメを
国内で増やして行きたいものですね〜


※販売済となりました。
ありがとうございました。



posted by カメレオン・ハート at 04:11| 和歌山 ☁| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月20日

リクガメとバスキング 基本のお話

ヘルマンリクガメは現在、
安心サイズのベビー、
雌雄確定のヤングサイズなど
いろいろおります。

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ヘルマンリクガメ♂
ヘルマン♂2.jpg

ヘルマンリクガメ♀
ヘルマン♀3.jpg

とても飼いやすいヘルマンですが、
他のリクガメ同様、
飼育する上で大事なポイントを1つだけ上げるとすれば
やっぱりバスキングですね


バスキング(Basking)=日光浴


ではバスキングが必要なのはなぜ???


その答えは・・・

@リクガメは草食動物である。

A草食動物は植物に含まれるセルロースを分解するのに
消化管内の微生物の力を借りている。

Bこの微生物が働くのに
35℃〜40℃くらい必要である。

という3段論法で
その答えが導かれます。


漠然と暖めるのでなく、
明確に意味がわかれば
バスキングの設備や温度設定や照射時間で
あまり悩まなくて済むのではないかと思います。

posted by カメレオン・ハート at 05:04| 和歌山 ☔| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

ロシアとホルスフィールド〜その名の由来〜

ヨツユビリクガメは
別名ロシアリクガメホルスフィールドリクガメと呼ばれます。

命名の仕方は面白く、
ヨツユビ=4つ指=形態
ロシア=地名
ホルスフィールド=人名ですね。

ヨツユビは見たままですが、
ロシアとホルスフィールドについては
その由来が気になります。

IMG_8402.jpg

まずロシアですが
現在のロシアのことを考えると
なんで???
と考え込んでしまいます。

なぜならこのリクガメの生息地は
アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン、カザフスタン、
タジキスタン、トルクメニスタン、中国、キルギスなどとされ
現在のロシアは含まれないから。

でも旧ソビエト連邦共和国時代に遡れば
確かに領土内に含まれますね。
そして、その盟主であったロシアの名が付けられたと考えるのは
特に無理はなさそうです。
(リクガメ君にとってはかなり迷惑な話ですが)

また、1960年代に当時のソ連から日本へ
このリクガメが大量輸入されたのが
名前の由来とする説もあるようです。

ロシアからやってくる舶来のカメ。

高度成長期を迎え、
高揚した当時の日本人の気分が
リクガメの命名にも影響したのかもしれませんね。

IMG_8404.jpg

さて、お次はホルスフィールド

アメリカ合衆国の医師で博物学者であった
トーマス・ホルスフィールド(1773年〜1859年)が
その名の由来です

ホルスフィールドはオランダ植民地軍の軍医時代に
インドネシアの植物、動物に興味を持ち
動植物の採集を行うようになったそうです。

その後、ロンドンの東インド会社博物館の学芸員や
ロンドン動物学会、ロンドン・リンネ協会、王立ロンドン昆虫学会の
要職を務めた。

ホルスフィールドの名が付けられたのは
リクガメだけでなく、
コウモリ、カブトムシ、ヤモリ、トカゲ、鳥など多岐にわたります。

欧米では
どうやらその道で功績のあった人に
自分の名前を動植物に付ける権利を与えるというのが
1つの勲章のようなものであったと想像するのですが
どうでしょうか?


posted by カメレオン・ハート at 23:22| 和歌山 ☁| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月01日

4本指のリクガメ

ロシアリクガメ別名ホルスフィールドリクガメ、ヨツユビリクガメ)
が久々に入荷しています。
甲長5〜6Cmくらいに育ったサイズです。

IMG_83971.jpg


和名の通り、前肢も4本爪なのが特徴。
(他のリクガメは前肢5本)
しかもかなり大きな前肢ですね。

これは冬眠の際、
穴を掘りやすいように
頑丈なシャベル状に発達したため
言われています。

それにしても
5本爪より4本爪の方が穴を掘りやすいのかどうか・・・?
これは夜も眠れなくなるくらい難問ですね(笑

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ベビーたちの様子を見ていると
穴掘りの動作を頻繁に見せますので
あまり床材を厚く敷くと
あっという間に全員姿が見えなくなってしまうかもしれません(笑

元気でかわいいベビーたちを見に
お越しください


posted by カメレオン・ハート at 03:06| 和歌山 ☀| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月21日

ヘルマンリクガメのかわいいベビーズ♪

とてもかわいいヘルマンリクガメのベビーズが
入荷しました

床材の上をスタスタ元気に歩き回っています

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まだ甲長4cm前後の小さいベビーたちですが、
野菜をモリモリ食べてくれて安心です。

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赤ちゃんのうちは
夜間も温度高めに飼育します。

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ヘルマンは最も飼育しやすいリクガメと言われていますので、
小さいベビーから育ててみたい方にお勧めです



posted by カメレオン・ハート at 22:09| 和歌山 ☀| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする