2017年03月16日

卵の話

パンサーカメレオン ノシファリーのハッチが
そろそろ近付いています。

下の画像はニワトリの卵と
ハッチの近いノシファリーの卵の比較です↓

鶏卵とカメレオンの卵.jpg

地球と月くらい大きさが違います!

でもサイズはこんなに違いがありますが、
有羊膜類という大きなくくりでは
同じ仲間であって、
魚類や両生類の卵とは一線を画しますね。

(ちょっと話が飛躍します)


では鳥の卵とカメレオンの卵では
何が違うかというと
まずは産み付けられる場所。

鳥の卵は地上、あるいは樹上に対して
カメレオンは地中。

また、赤ちゃんが卵から孵るまでに
鳥の卵はコロコロ転がされますが、
カメレオンの卵は土中で不動。(途中で上下が逆になると死んでしまいます)

そしてよく見ると
形も少し違います。

鳥の卵は片方の先端が先細りになって少し尖り気味なのに対して
カメレオンの卵は基本、両端がほぼ同じ形です。
(ごく一部、鳥の卵っぽいのもありますが)

鳥の卵がなぜこんな形をしているのか?
ということには既に定説があります。

それは
「押された時にグルグル回って同じ場所に留まることができるから」
という説。

なるほど!
コロコロ転がす際に
巣から落っこちることのないような形であるというのは
かなり説得力がありますね。
実際にやってみました(笑↓


つるつるした台の上でしたので
2回転目は落っこちてしまいましたが、
巣の中ならきっと大丈夫でしょう。

一方で
カメレオンの卵は土中に産み付けられて不動なので
片方の先端が細い必要はありませんね。

今回はカメレオンの卵を引き合いにしましたが
ヤモリの卵は球形であったり、楕円形であったり、鳥の卵みたいな形だったりいろいろです。
産卵場所は土中でなく
地表であること多いですが
卵自体が粘着質であるという点、特徴的です。
よく壁にくっ付いて剥がせないことがありますよね。

つまり
有羊膜類の卵のあり方というのは
「産み落とされた最適な場所をいかに変えないか」
を追求した結果であるとも言えるような気がします。


posted by カメレオン・ハート at 03:02| 和歌山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | カメレオンの卵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月12日

お知らせタイマー

010 (2)-1.jpg
Google Earthで見たどこかの都市みたいな画像ですが、
これは孵化直前のカメレオンの卵の表面の接写画像です。

010 (2).JPG
 

卵の表面が画像のようになり、
表面から水滴が浸みだして来れば
もう孵化は近いですね。

ベビーのハッチが近いことを予め知らせてくれる
お知らせタイマーみたい。
ついでに音も鳴ってくれたら、なおいいのにね。
ピピピピピピッ♪


posted by カメレオン・ハート at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | カメレオンの卵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月21日

カメレオンの卵の破り方

鳥やカメの赤ちゃんは孵化する際に
卵角あるいは卵歯と呼ばれる突起を使って
卵を破って出てくることがよく知られていますね。

ものの本には
「殻のある卵を産む有羊膜類には、
孵化の際に卵殻を物理的に破壊するために
孵化時のみ突起状の硬組織があり、
それはその後脱落する・・・。」
と書かれているわけですが、
同じ有羊膜類のカメレオンにも
この突起(卵歯)は存在するのでしょうか?


020.JPG

上の画像はハッチ寸前のパンサーカメレオンの卵の様子です↑

ハッチの数日前から卵の表面に水滴が現れ始め、
その後、殻の一方の先っちょに幾筋かの亀裂が入り、
そのうちに殻の内側の羊膜も破れて
ベビーの頭がひょっこりと出てくるというプロセスです。

このハッチの様子を観察する限り、
どう見ても鳥やカメのように卵角(卵歯)で卵をつついて
出てくるようには見えません。

そうではなくて、
ハッチの時期が来ると卵の中の水分が殻の外へ滲み出ることで
羊膜と殻を柔らかくふやかせて
自然に破けた卵殻の亀裂
(卵自らがベビーのために作ってあげた脱出口)
からベビーが這い出てくる・・・
というふうに見えます。

015 (2).JPG

また、卵から出てきたばかりのベビーの顔を見ても
「卵歯」らしい突起はどこにも見当たりません。
(ハッチする前に脱落してしまうなら別ですが)

つまりカメレオン(少なくともパンサー)のハッチは
自らの卵歯でもって「自力」で殻を破るのではなく、
卵自体の自然な変化、いわば「他力」によるものであると
思えてならないのですがいかがでしょう?

もしそうであるとするならば
ハッチのためには、その「他力」がきちんと機能するための
適切な環境を整えてやることが
なにより大切なことになりますね。

******

その時がくれば、
突然住み慣れた家(卵)から放り出されるカメレオン・ベビー・・・?
ちょっと気の毒な気もしてきました^^;




posted by カメレオン・ハート at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | カメレオンの卵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月19日

ハッチの瞬間

パンサーカメレオンのベビーが卵から這い出す瞬間の様子です↓





下の画像は抜け出た後の卵の殻↓


010 (2).JPG


脱出成功!ですね^^

posted by カメレオン・ハート at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | カメレオンの卵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月16日

羊膜

先日、卵の殻だけがペリペリと割れて、その下にある羊膜はまだ破れていないパンサーカメレオンのハッチ時の 画像をUPしましたが、この「羊膜」こそ爬虫類(もちろんカメレオンも)が、我々哺乳類と大きなくくり (有羊膜類 という) において仲間であることの証なんですね。 魚類・両生類の卵には、この羊膜はありません。
イメージ 1
この羊膜出現のお陰で、生物は乾燥した陸上で卵を産み落とし、育てることができるようになったのだそうです。 つまり両生類から爬虫類への進化のカギをこの羊膜が握っていたと言えます。
すごいですね、羊膜。 そのうえ、最近では人の出産後の羊膜が、再生医療の新しい素材として脚光を浴びているとのこと。
拒絶反応が少なく、炎症反応を抑え、傷の修復に役立つ素材として・・・ 今度ゆで卵を剥くときには、あの邪魔でしかない薄皮をしみじみ眺めてから食したいと思います^^
posted by カメレオン・ハート at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | カメレオンの卵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月14日

左の卵と右の卵

下の画像は同時に産み落とされたパンサーカメレオンの卵ですが、若干その大きさに違いはあるものの一緒に
仲良く成長してきました。
イメージ 1
ところが・・・
左の卵に光を当ててみると・・・
イメージ 2
なんと影も形もなく、な〜んにも入っとりません^^;
経験された方も多いと思いますが、困ったことに無精卵も成長するのです鳥
 
ほとんどの無精卵はすぐにカビて萎んでしまう一方で、何食わぬ顔をして6か月以上もの長きに亘り
 
すくすく成長を続ける無精卵君。
 
おそらく強い抗菌作用のある卵白の仕業かと思いますが、なんだか詐欺に遭ったような気がしないでも
 
ないですね^^;
 
まあそれもこれも駄菓子屋のくじだと思えば楽しみの1つと思えるかもしれません。
 
アタり〜目がハート とか
スカ〜青ざめとか・・・
 
 
 
posted by カメレオン・ハート at 08:56| Comment(2) | TrackBack(0) | カメレオンの卵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月13日

卵の変化

画像はパンサーカメレオンの誕生までの卵の変化です。 (ただし、同一の卵でない画像も含まれています。) @まずは変化なしのツルツルの状態↓
イメージ 1
A幾筋か細い筋が入り始めました↓
イメージ 2
B筋が全体に広がり、マスクメロンのように↓
 そろそろ殻の役割が終わる時期が来たようです。
イメージ 3
C先っちょの殻がペリペリと割れ始めました。でも羊膜(薄皮)はまだ残っていますね↓  実は羊膜を撮影できたのはこれが初めてです^^
          イメージ 4
D羊膜を自ら破って無事誕生↓
イメージ 5
全ての卵が同様の変化をするとは限りませんが、1つのパターンとしてなかなか興味深いものがありますね^^ 卵の変化の過程を数多く観察して追っていけば、ハッチまでのおおよその日数が予測できるようになるかもしれ ません。 まさか何の前触れもなく、いきなりパカッとは出て来たりしないでしょうから・・・
posted by カメレオン・ハート at 07:39| Comment(6) | TrackBack(0) | カメレオンの卵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月16日

卵の形

カメレオンの卵はどれも同じに見えて、よく見るとその形は微妙に違いますね。
写真は先日産み落とされたサンバーバの卵。
見比べると上と下ではずいぶん違うものです。
イメージ 1
イメージ 2
上の卵はたぶん有精卵でしょう。
縦と横の長さが非常にバランスの取れた黄金比率。
色艶もいい感じ^^
卵自体からエネルギーを感じるような気がします。
下は少し小さくて細長い形。
こういう形をした卵が今回のハッチでは6個ほどありました。
これはもしかしたら無精卵?とも思いますが、そうとも限らないかもしれません。
とりあえずこの卵たちには違う色の印を付けておきました。
卵が発するメッセージ・・・何かあるような気がするんですがどうでしょうね〜?
結果がわかるのはずいぶん先のことになりそうです。
posted by カメレオン・ハート at 23:11| Comment(10) | TrackBack(0) | カメレオンの卵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

月とカメレオンの産卵

今回は、「カメレオンの産卵と満月」。
よく「ウミガメは満月の夜に産卵する。」と言われますよね。じゃあカメレオンはどうなの・・・?
これまでの我が家でのカメレオンの全産卵回数13回(胎生の出産含む)の全てについて、産卵当日の月
齢を調べてみました。
結果は下記です。
月齢0(新月)   0回 月齢1・月齢29  1回 月齢2・月齢28  1回  月齢3・月齢27  0回 月齢4・月齢26  3回 月齢5・月齢25  0回 月齢6・月齢24  3回  月齢7・月齢23  1回 月齢8・月齢22  0回 月齢9・月齢21  1回 月齢10・月齢20 0回 月齢11・月齢19 0回 月齢12・月齢18 2回 月齢13・月齢17 1回 月齢14・月齢16 0回 月齢15(満月)  0回
つまり満月の日の産卵は0。
しいて多い月齢をあげれば、月齢4・6・24・26で合計約半数の6回。
イメージ 1 ←月齢4(月齢26はちょうどこれの反対)
イメージ 2 ←月齢6(月齢24はちょうどこれの反対)
まあ、こじつければ三日月の日が多いか・・・?
よって、飼育下では満月の引力は産卵には全く影響しないということがわかりました。
(データの母数が少な過ぎますから結論付けることはできませんけどね)
う〜ん、ほんとは満月の日が多いことを期待してたんだけどな〜。
というのは予測ができるから。
実はウミガメの産卵も満月の引力によるものかどうかははっきりしませんし、どちらかというと満月の夜
のあの「明るさ」が原因とも考えられるようです。
人間界では満月の日には交通事故が多いとか、犯罪が増えるとかいう俗説もありますが、やはり俗説であ
って科学的なデータかどうかはかなり怪しいです。
狼男も肩身が狭いようで・・・^^
posted by カメレオン・ハート at 10:50| Comment(8) | TrackBack(0) | カメレオンの卵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月10日

卵クイズ

卵クイズです。
下の写真の@〜Cは何の卵でしょうか〜?
イメージ 1
それでは、いきなり答えです。(何のひねりもなし^^;)
@パーソンの卵 (ウソ、ウソ、にわとりです)
Aフトアゴの卵
Bカーペットの卵 (唯一生き残った卵ちゃん。でも期待薄)
Cコオロギの卵
・・・いかがでした?
何の意味もない卵クイズでした〜^^
posted by カメレオン・ハート at 21:36| Comment(9) | TrackBack(0) | カメレオンの卵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする