2012年04月21日
2011年10月16日
陽だまり
我が家のカメレオンたちの日光浴風景です。
秋の陽だまりの下で仲良く日向ぼっこ↓
日光浴用のネット・ケージは場所を取るし、外に出しっぱなしだと汚れるので、夏と冬のオフシーズンの間は下の
画像のようにぺしゃんこにして押し入れの中にしまってあります。
日光浴とはいっても、今日は日差しが強かったのでほんの短い時間。
10月中旬の太陽でも、直射日光の下に長時間置くことはまだまだ危険ですね。
特にパーソンは10分程度。(パーソンの場合、日光浴よりも、曇空の日の方を好むように見えます。)
2009年08月08日
紫外線 既知と未知
飼育下での紫外線ほど、カメレオン(爬虫類)にとって大切だけどよくわからないことの多いものはないですね〜。
そこでそのことについて、既知となっていることと、未知(僕だけかもしれませんが)のものと思われる
ことをちょっとまとめてみたいと思います。
@既知となっていること:
UVA(紫外線の中で最も波長の長い域:380nm〜320nm):
※食欲や繁殖行動を促す作用
UVB(UVAより波長が短い域:320nm〜290nm):
※脊椎動物にとって最も重要な紫外線。
骨や歯を形成するために必要なカルシウムを吸収するためには、UVBによって活性化さ
れたビタミンDが必須。
UVC(UVBよりさらに波長が短い域:290nm〜260nm):
※生物にとって危険な波長域の紫外線。
オゾン層で吸収されるため、地表にはほとんど届いていない。
フロンガスによるオゾン層破壊がよくないという意味はここにあります!
A未知のもの(自然下でなく、飼育下におけるUVA・UVBについて):
1)どんな質(波長域)のUVA・UVBがよいのか?
2)UVAとUVBのバランスは?
3)UVA・UVBの照射時間はどれくらい必要か?
4)UVA・UVBと可視光のバランスは?
(紫外線が可視光より強すぎると目をやられる可能性)
一言で言うと、飼育下における最適なUVAとUVBの質と量についてはよくわからないんですよね〜
実際の飼育上、不安なことはいろいろ尽きないわけですが、悩んでいても仕方ないので、たま〜にUVチェッカーで遊んでみたりなんかすると、少しは気休めになりますね^^
下の画像は、今日の屋外の日向での測定結果↓
次は、屋外の日陰↓
そして最後は、飼育ケージの紫外線灯下↓
このUVチェッカーは画像の通り、UVBしか測定できません。
でも、「生物にとって最も重要なのはUVB」という既知の事実から、最低限の機能は備えていると思われます。
また単位のnW/cm2とは、「放射照度」と言われるもので、なにやらよくわかりませんが、簡単に言えば「照らされ面の明るさを示す量」のことのようです。
ですから、320nm〜290nmの波長のUVBが、1cm2当たりどれくらい照射されたかを表したもの。
(ただし、捉えている波長が320nm〜290nmの中のどの域なのかは不明)
今日の測定結果では、UVBの量に関しては、屋外の日陰の値と飼育ケージの紫外線灯下の値がほぼ同じということがわかりました。
また、チェッカーがUVBの中のどの波長域を捉えているのかはわかりませんが、少なくとも自然下と同じ波長域のUVBが紫外線灯から出ていることだけは間違いないことになりますね。
ちょっと安心♪
紫外線や遠赤外線だけでなく、可視光までフルスペックで含む太陽光線に勝るものはないわけですから、できるだけそれに近付けることが第一ですが、今の技術ではなかなか難しいところがあります。
はやり定期的な日光浴と組み合わせつつ、長期間試してみて、問題なければOKということで、室内の紫外線環境を整えて行くしかないですね〜
カメレオンは不平も不満も言ってくれないしね^^;
2008年06月28日
日向ぼっこケージいろいろ
我が家にはカメレオンの日向ぼっこケージがいろいろあるのですが・・・。
以前紹介した、こんなんとか・・・。
こんなんとか・・・。
・・・・ご近所の人が見て、どれも若干怪しげなので・・・。
最近こんなん開発しました^^
これのいいところは、
こうして畳んで簡単に収納できること。
これ、イケヤで1個499円でした。
元々はどうやら子供用おもちゃ収納網のようです^^
蓋はカメさん↓
2007年06月17日
クイズNO.10 どの傘が一番?
ラッコさんのリクエストにお応えして、傘の実験を行いました。
どれが一番いい傘か当ててくださいね〜^^
我が家には日傘がないため、黒い雨傘、白い雨傘とアルミホイルを使って実験しました。
計測に使用するのはもちろん例のCOLORSさんにムリを言って、わざわざアメリカから取り寄せてもらっ
た「UVBチェッカー」・・・データの信頼性は高いです^^
では、さっそく計測結果です。
まず傘をささない場合、96uW/cm2です。
@黒い傘: 6uW/cm2
A白い傘: 10uW/cm2
Bビニール傘:12uW/cm2
Cアルミホイルを貼り付けた傘:0uW/cm2
う〜ん、なるほど・・・
いかがでした?
今日から白い日傘は黒い日傘に変えた方がいいかも〜
それから、らっこさん。明日から是非、傘にアルミホイルを貼り付けて会社に出勤してください!
きっと有名人になれます^^
<追記>
上記の白い傘、黒い傘のデータの差の4uW/cm2がいかほどかは当方さっぱりわかりませんので、気になる方はどなたか専門家に聞いてくだされ〜。影響があるほどの差ではないのかもしれません。
記事はあくまで素人のお遊びですので、あくまで参考程度にしてくださいね〜^^
違う条件で実験すれば、もしかしたら違う結果が出るかもしれないことも明記しておきます。
2007年06月16日
じっけ〜ん!
カケルっちさんのリクエストにお応えして紫外線灯の実験をしてみましたよ〜。
う〜ん、小学校の理科の実験を思い出すぅ〜^^
ではさっそく実験開始!
実験の目的は、
実験に使用したのは、下記写真のライト、およびUVBチェッカー。
このライトの傘の内側に、
@何も貼らない場合
A「銀紙」を貼り付けた場合
B「黒い紙」を貼り付けた場合
以上3つのケースで計測してみました。
<結果T>ライトからの距離2cmの場合
@何も貼らない 314uW/cm2
A銀紙 290uW/cm2
B黒紙 215uW/cm2
<結果U>ライトからの距離10cmの場合
@何も貼らない 121uW/cm2
A銀紙 109uW/cm2
B黒紙 73uW/cm2
<結果V>ライトからの距離20cmの場合
@何も貼らない 60uW/cm2
A銀紙 48uW/cm2
B黒紙 35uW/cm2
ただ、この実験で使用したレプロライトの傘は、元々シルバーの反射するやつです。
したがってシワのある銀紙を貼ってしまうと逆効果ということでしょうね。
一方「黒紙」は紫外線を吸収してしまうので、30%から40%もロスしてしまうという結果です。
つまり紫外線を吸収してしまうような素材や色の傘であれば、やっぱり銀紙を貼った方がいいということ
が言えますよね。
・・・・・ということで、またゴソゴソ何かやり始めたな〜という家人たちの横目を無視して、今回も
ひたすらひょうひょうと実験を押し進めたそらりくでありました^^