2013年01月01日
2012年10月21日
マダガスカルの切手2
マダガスカルの切手シリーズの第2弾。
描かれているのはナスタカメレオンです。
写真上が♂、下が♀の切手↓
別名ハナダカカメレオンとかビッグノーズカメレオンとか言われる通り、鼻に特徴のあるカメレオンですね。
他にハナツノカメレオンとか、テングカメレオンとかラボードカメレオンとか似たようなカメレオンがいますが、
ナスタカメレオンは全長10cmくらいしかなく、カルンマカメレオン属の中では最も小型というところが最大の特徴でしょう。
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マダガスカルの切手でカメレオンが描かれているのは、僕が知る限り、前回紹介したカンパニーカメレオンと
今回のナスタカメレオンのみのようです。(もし違っていたらゴメンナサイ)
カンパニーもナスタももちろんとても特徴的で魅力的なカメレオンではありますが、でももしも日本人がカメレオンの切手を発行するとしたら・・・・?
描かれるのはまず間違いなくパンサーカメレオンかパーソンカメレオンでしょう。
マダガスカル政府が切手の題材として選んだのが、パンサーやパーソンでなくカンパニーとナスタであるところに、カメレオンに対する根本的な「思い入れ」とか「価値観」の違いみたいなものがあるように思われてなりません。
我々日本人はパンサーカメレオンのあのカラー・バリエーションの中に「美」を見い出したり、キングオブカメレオンと言われる巨大なパーソンカメレオンの中にある種の「神聖さ」を感じたりするわけですが、マダガスカルの現地の人々は恐らくそういう感覚でカメレオンを見てはいないのだろうと思います。
大も小も、カラフルなのもそうでないものもカメレオンはカメレオン。
普通に身近に存在して、ちょっと気味が悪く、近寄りがたく、少なくとも興味の対象ではない生き物・・・
カメレオン切手を眺めていると、そういうマダガスカル人とカメレオンとの間の「距離感」みたいなものを感じるのですがいかがでしょう?
何千年にも亘って、お互いその微妙な「距離感」を保ち続けて来てくれたおかげで、自然破壊の進む現在のマダガスカルでもカメレオンたちはなんとか生き続け、地球の反対側の日本人が今でもその実物を目にし、手に取ることができるんだと思います。
2012年10月07日
マダガスカルの切手
下の画像は我が家のコレクションのマダガスカル切手です。
カンパニーカメレオンが描かれています。
別名「ジュエルカメレオン」と言われるように、非常に美しい色彩と模様を持つ「マダガスカルの至宝」の呼び声の高いカメレオン。
一度飼育してみたいものですね。
残念ながら切手にはその美しさが表現されていませんが・・・
この切手1枚眺めるだけでもマダガスカルの歴史の一端を垣間見ることができます。
マダガスカルは1961年に独立するまで、長くフランスの植民地でした。
切手の価格の『1F』・『60F』の『F』は、通貨のマダガスカル・フラン【Franc Malagasy(Fmg)】を表しています。
現在の通貨は、1961年から導入されたマダガスカル・アリアリ【Malagasy Ariary(Ar)】なのですが、
2004年までFmgと併用していたのだそうです。
併用と言っても、画像の通り、この切手が発行された『1973年』はFmg表記しかありませんね。
ところが面白いのはその後の80年代、90年代に発行された他のマダガスカル切手を見るとFmgとArが併記されていること。
長い時間を掛けてFmgからArへ移行していうこうという方針のようですね。
ついでにマダガスカルの郵便料金がいったいどれくらいなのかを為替で換算してみるとこうなります↓
1Ar=5Fmg
1円=約24Ar
つまり1円=120Fmgで、1Fmg=0.0083円となります。
したがって1枚目の『1F切手」=『0,0083年切手』。
手紙1通送るのにいくらの切手を使うのかよくわかりませんが、仮に画僧2枚目の『60F切手』を使うとすれば、
60Fmg=『0,498円』ですか・・・
いったい高いのか安いのか?
・・・・・切手1枚でも結構暇つぶしができて楽しいもんです^^
2012年08月30日
2012年07月28日
フィンランドの風
うだるような暑さをしばし忘れさせてくれる出来事がありました。
東京から学生さんがお二人わざわざお越しになり、我が家のカメレオンを撮影。
お一人はフィンランド人の留学生ダニエルさん。
そしてもう一人の女性は同じ大学の同級生の瀬間さん。
ダニエルさんは映画監督の卵で、瀬間さんはとてもチャーミングなフィルム撮影カメラマンの卵です。
今回、恋愛がテーマの短編映画の製作にあたって、男女の心のありようをカメレオンの変化になぞらえて表現す
るというモチーフらしいです。
若手の俳優さんをキャスティングして撮影は急ピッチで進んでいるそうで、完成は来年の1月予定。
どんな作品になるかとても楽しみです^^
実はお2人とも実物のカメレオンは見るのも触るのも初めて。
でもとてもカメレオンが気に入ってもらえたようです♪
ダニエルさんは日本語他3か国語がペラペラの才気あふれる若者ですが、話の内容や性格はなんだか日本人
としゃべっているような不思議な錯覚を起こすほど日本人的でありました^^
どうやらフィンランド人は感覚的に日本人にとても近い民族のようですね。
ダニエルさん、世界的な映画監督になることを期待してますよ!
そして爽やかなフィンランドの風をありがとう!
2012年07月20日
真夏の恐怖
今日仕事から帰って、いつものように飼育部屋へ行くと・・・
涼しいはずの部屋が異様に暑い・・・
な、なんとエアコンなどすべての電気機器が機能を停止しているではありませんか!
原因は大雨による停電。
最高最低温度計の記録によると28.8℃が最高だったので、今回はなんとか事なきを得ましたが、
これがもし大雨のあとお天気が急回復し、夏の太陽が顔を出していたとしたら・・・・
ぞっとしますね。
真夏の恐怖に怯える日々はまだ始まったばかり

2012年07月19日
冷風扇
「冷やす」という点において、冷風扇ほど役に立たない無用の長物はありませんね。
タンクに貯めた水が蒸発するときの気化熱を利用する仕組みのため、この湿気の多い時期に使うと、役に立た
ないどころか、逆に不快指数はグンとUPします。
しか〜し・・・・
この冷風扇をエアコンと併用すると状況は一変します。
湿気を出すデメリットはエアコンの乾燥を防ぐメリットと化し、また元々扇風機であるため風には勢いがあって、
飼育部屋全体の空気を動かすという力を発揮します。
冷やす能力がない分、冬場にも加湿器として使えるかもしれませんね。
(いやいや、乾燥した冬場に使うと気化熱が威力を発揮してかなり冷えると思いますが^^;)
まさに物は使いよう・・・
「冷風扇」なんていう、いかにも涼しげなネーミングが災いして必要以上に期待され、そして実際に使われて
「この役立たず!」と罵られることの多かった「冷風扇」さんの名誉挽回に一役買ったと思いますが、いかがでし
ょう?^^
2012年03月10日
2012年01月18日
パンサーお気に投票
トップページの「パンサー・ローカリティお気に投票」にご参加ありがとうございます^^
まだの方はぜひポチして行ってください。(Yahooはログイン登録が面倒ですけど)
1月31日まで投票できる設定になっています。
僕が実際に実物を見たことのあるローカリティだけでも15種もいるパンサーカメレオン。
そのローカリティの中にさらにいろんなカラーバリエーションがあって、もし1ローカリティにつき2つのバリエーシ
ョンがあると仮定しても軽く30以上のバリエーションを楽しめることになります^^
まさに嗜好の多様化時代の寵児とも言える生き物ですね。
そんなパンサーですから、1つ選べと言われても元々無理なお話ですが、これからパンサーを飼育したいと思っ
ておられる方々の1つの参考程度にはなるかもしれません。
また、人気のあるパンサーが必ずしも飼いたいパンサーではなかったりするところが、また面白いところ。
人のあまり飼育していないローカリティがいいという方も結構おられますから。
今回初めてYahooの投票機能を使ってみたのですが、横棒グラフがなんだかレースみたいで面白い^^
このパンサーを一番にしてやろうということでも、大穴狙いでも結構です。
次は島産バージョンを予定してます。
2011年12月30日
小掃除&収納庫
「今日は大掃除!」
と言われると、1人どこか遠いところへ逃げ出したくなるわたくしですが、
「小掃除」ならばやりますということで、窓ふきなどがんばりました^^;
そして、飼育部屋の方はスペースを少しでも広げられるように片付けを行ったうえで、どうしても収まりきらない
ものを収納する屋外収納庫を作ることにしました。
ホームセンターで木製キットを購入し、組立て、ねじ止め・・・・
非常に組立てやすいキットのお蔭で、ほんの小1時間で完成♪
使用頻度の低いものから順に収納しました。

棚の上段に収納されているものは、エサ飼育で重宝する「卵パック」。
これが結構嵩張って、スペースを取るんですよね。
この収納庫のお蔭で、水槽ケージなら数個は余分に置けそうです^^
さあ、これで来年はもう少しだけ頭数も増やせるかな? わずかですけどね^^
それでは皆様、今年も当ブログへ遊びに来ていただきありがとうございました。
来る年が良い年でありますように・・・