この数日、
本当に気持ちのいい秋晴れが続いていますね

1年を通じてこれほど参拝に適した日もそうはないだろうということで、
昨日、念願の大神(おおみわ)神社(奈良県)に
お参りに行って来ました。
大神神社と言えば、
日本最古の神社として有名です。
大神神社のご神体は三輪山。
さらに三輪山のご神体は「蛇」である
と言われています。
「日本人は、蛇がトグロを巻いているところを円錐形の山として捉えてきた。
それが円錐形の山に対する信仰につながる。
三輪山はその名称がすでに神蛇のトグロの輪を意味し、神輪(みわ)山の意がこめられている。」
〜『蛇 日本の蛇信仰』吉野裕子著(講談社学術文庫)より〜
三輪山には
大神神社に隣接する狭井神社より登拝が可能です

山頂まで徒歩で1時間ほど掛かる結構ハードな登山となりますが、
仕事柄、蛇さんたちには
大変お世話になっている身ですので、
意を決して登拝することに。
狭井神社で受け付けて
たすきになった参拝証をいただき
さらに下の紙で自らお祓いを行ったあと登山口へ・・・
ここから以降は写真撮影厳禁なので
終始木々に囲まれ、マイナスイオンの涼やかな風が吹く登山道の光景を
画像でお伝えすることができないのが残念ですが
常に神々しさを感じる登山でした。
山頂付近では
聴いたこともない鈴のような音色の虫の音がかすかに響き渡り、
一瞬、頬をかすめた風は
神様が横切ったのではないか?と
錯覚を起こすような神秘的な体験でした。
ご神木には白蛇が棲むと言われ
実際に目撃した人もいるようですが、
今回はさすがに出逢えませんでした。
神社の駐車場から見える三輪山

下山後はもう足が棒でしたが、
少しだけ日頃の穢れが洗い流されたような気がして
心と体が軽くなったような爽やかな気分でした。
またいつか必ず
このパワースポットに訪れたいと思います。