2019年09月26日

クールの空飛ぶヤモリ

パラシュートゲッコー
(別名クールトビヤモリクーリートビヤモリ)が
入荷しています。

IMG_6474.jpg

このヤモリの面白さは
何と言っても
四肢にある水かき、
全身の縁に見られるヒダ、
クルりと巻いた尻尾ですね

IMG_6468.jpg

自然下では
これらの器官をフルに活用して
まさにパラシュートのように
木と木の間を滑空するんだと思います。


パラシュートゲッコーの
別名クールトビヤモリの「クール」は
今から200年ほど前に活躍した
ドイツ人の動物学者ハインリッヒ クール
から名付けられました。

ハインリッヒ クールは
1817年から1820年の間、
主に鳥類の調査を行ったようですが、
1820年にはジャワ島を訪れ、
そこでさまざまな爬虫類・両生類とともに
パラシュートゲッコーに出会ったようです。

ムササビのように
木々の間を滑空するこの奇怪なヤモリに
彼が強く興味を惹かれたのは
想像に難くありません。


翌1821年。
ハインリッヒ クールは
インドネシアのボゴールで亡くなりました。
享年24歳の早過ぎる死。

過労に加え、インドネシアの過酷な気候や風土病などが
原因だったのでしょうか?

れでも
彼の名を冠された数多くの生き物たちが
途絶えることなく子孫を残していく限り
ハインリッヒ クールの名は忘れられることはありませんね。


posted by カメレオン・ハート at 22:19| 和歌山 ☁| Comment(0) | 樹上性ヤモリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: