2018年02月02日

ロシアとホルスフィールド〜その名の由来〜

ヨツユビリクガメは
別名ロシアリクガメホルスフィールドリクガメと呼ばれます。

命名の仕方は面白く、
ヨツユビ=4つ指=形態
ロシア=地名
ホルスフィールド=人名ですね。

ヨツユビは見たままですが、
ロシアとホルスフィールドについては
その由来が気になります。

IMG_8402.jpg

まずロシアですが
現在のロシアのことを考えると
なんで???
と考え込んでしまいます。

なぜならこのリクガメの生息地は
アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン、カザフスタン、
タジキスタン、トルクメニスタン、中国、キルギスなどとされ
現在のロシアは含まれないから。

でも旧ソビエト連邦共和国時代に遡れば
確かに領土内に含まれますね。
そして、その盟主であったロシアの名が付けられたと考えるのは
特に無理はなさそうです。
(リクガメ君にとってはかなり迷惑な話ですが)

また、1960年代に当時のソ連から日本へ
このリクガメが大量輸入されたのが
名前の由来とする説もあるようです。

ロシアからやってくる舶来のカメ。

高度成長期を迎え、
高揚した当時の日本人の気分が
リクガメの命名にも影響したのかもしれませんね。

IMG_8404.jpg

さて、お次はホルスフィールド

アメリカ合衆国の医師で博物学者であった
トーマス・ホルスフィールド(1773年〜1859年)が
その名の由来です

ホルスフィールドはオランダ植民地軍の軍医時代に
インドネシアの植物、動物に興味を持ち
動植物の採集を行うようになったそうです。

その後、ロンドンの東インド会社博物館の学芸員や
ロンドン動物学会、ロンドン・リンネ協会、王立ロンドン昆虫学会の
要職を務めた。

ホルスフィールドの名が付けられたのは
リクガメだけでなく、
コウモリ、カブトムシ、ヤモリ、トカゲ、鳥など多岐にわたります。

欧米では
どうやらその道で功績のあった人に
自分の名前を動植物に付ける権利を与えるというのが
1つの勲章のようなものであったと想像するのですが
どうでしょうか?


posted by カメレオン・ハート at 23:22| 和歌山 ☁| Comment(0) | リクガメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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