腹ペコエボシベビーズ

カメレオンの赤ちゃんは

どの種も本当にカワイイのですが、

エボシベビーの可愛らしさと言ったらまた格別です

ベビーのうちの活発さと

餌の食いっぷりでは

おそらくNo.1でしょう。

動画はお腹を空かせた

エボシベビーズの捕食シーンです

元気なベビーは爆食しますから

餌を切らさないよう、

毎日お腹いっぱい食べさせて

早く大きくしてあげるのが

エボシベビー飼育のコツです

生後4ヶ月のアンビローブ

下の画像は

昨年9月に当店で生まれた

パンサーカメレオン　アンビローブ　ベビーの

生後2ヶ月頃(2020年11月頃）のものです

そして下の動画は

その約2ヶ月後の

昨日、1月25日撮影のもの

動画の個体は

ハッチしたベビーの中でも

最も成長と発色の早い個体ではありますが、

パンサーカメレオンは生後2ヶ月を過ぎた当たりから

急速に成長することがわかると思います。

そして

動画の初めと終わりの体色の変化にもご注目

成長に伴う長期の体色の変化と

今、目の前で起こる変化。

昔からパンサーカメレオンが

私たちを魅了してやまない理由の1つは

ここにあります。

シルクワームは4回眠る

爬虫類・両生類の餌のアイテムの1つとして

大きな存在感を誇るシルクワームですが、

面白い習性があることをご存知ですか？

シルクワームは

卵から孵って

繭を吐き始めるまで

約28日間掛かります。

（期間は飼育温度や与える餌の量、蚕種によって多少変動します）

月の満ち欠けの周期に

近いですね。

その間に

シルクワームは4回眠ります。

これを4眠（ミン）と言います。

そして1回眠る毎に

1回脱皮ながら大きく成長していきます。

28日間で4回の眠り。

1回当たりの眠の期間は

1〜2日です。

哺乳類・鳥類・爬虫類（一部違うかもしれませんが）

は基本1日1回ですから

ずいぶん効率的な睡眠ですね。

シルクワームが

眠っている時の特徴はいくつかありますが

動かなくなって食べなくなったら

眠っている証拠。

眠の間は

餌を与えなくて大丈夫です。

人間の睡眠でさえ

よくわかっていないことが多いですから

ましてや蚕など昆虫の不思議な眠りの形態は

まだまだ厚いベールに包まれたまま。

身体を天に向けて持ち上げ

じっとして動かない眠のシルクワームは

もしかしたら

夢を見ているのかもしれません。

Google Earthでわかる2万年前のマダガスカルとパンサーカメレオン

あるユーチューブのチャンネルで

2万年前の日本列島の姿が

Google Earthでわかるという動画があり、

とても興味深く、面白く

拝見しました。

現在の日本列島をググると

こんな感じで見られますが

2万年前（最終氷河期）は

画像の薄い水色の部分は

地上に露出していたのだそうです。

つまり

日本列島は大陸と地続きだったことが

一目見てわかります。

そして下の画像の黄色く色付けした部分は

大きな湖だった・・・

なぜそんなことが言えるかというと

氷河期には陸上にたくさんの氷ができるために

海の水がそれだけ減って

海面の高さが下がるから。

そして2万年前は

どれくらい下がっていたかもだいたいわかっていて

今より実に140ｍも低かったのだそう。

・・・この説を前提に

我らがマダガスカルのマップに

目を移してみます。

上の画像の薄い水色の部分は

地上に露出していたことが

マップを見て連想できます。

さらに

マダガスカル島の北部西海岸に着目すると・・・

ノシベ・ノシミチオ・ノシファリー・ノシコンバなど

現在、パンサーカメレオンが多く棲息する島々は

Google Earthを見る限り、

2万年前は皆、地続きだったのでは？と想像できます。

氷河期が終わりを告げ、

気温が上昇して厚い氷が解けるとともに

海が襲って来ました。

命からがら島に取り残された

カメレオンの祖先たち。

その後、それぞれの島で生き残り

独自の進化を遂げた

西海岸のパンサーカメレオンのローカリティを

わたしたちは今、

目の当たりにしているのかもしれません。

元旦生まれのクレステッドゲッコー

元旦生まれのクレステッドゲッコーが

入荷しています。

国内ＣＢです

このブリーダーさんは

コンスタントに

クレスベビーの繁殖に成功されています。

今回のベビーは

2020年11月3日に産卵し、

2021年1月1日15時頃に

ハッチを確認したそうで

「賀正君」と呼んでおられました（笑

毎回キチンと記録を残されているのは

さすがですね

クレステッドゲッコーは

比較的繁殖させやすいヤモリですが、

やはり継続的にベビーの顔を見るためには

それなりの技術や工夫が必要です。

これからブリードに挑戦したい方は

昨年出版されたこの教科書がオススメ

https://chameleonheart.ocnk.net/product/1847

・・・とは言うものの

教科書はあくまで教科書であって基礎編です。

やはり1頭1頭

状態も性格も違う生き物ですから

実際に飼育してブリードしてみないとわからないことはたくさんあります。

応用編は

生体をよ〜く観る

自らの「観察眼」が頼りでしょう。

元旦交配のノシミチオ

画像は元旦に交配させた

パンサーカメレオン　ノシミチオです

♂は当店で

2014年に迎えたペアの血を

受け継いでいる血統です。

お相手の♀は

今回、別血統の新しい血を入れています。

2013年以前に

ブリードしていたノシミチオの血統は

一旦途絶えさせてしまったため、

この血統は

なんとか脈々と残して行けたらと

目論んでいるところです。

淡嶋神社とヒキガエル

初詣に地元和歌山の

淡嶋神社へ初めてお参りに行って来ました。

淡嶋神社は

雛流しの神事で有名です。

境内には2万体にも及ぶ

無数の人形が・・・。

神秘的な雰囲気に呑まれそうになります。

祭神は医薬の神様とされる

少彦名命（すくなひこなのみこと）。

「ひな祭り」という名も

「スクナヒコナ祭り」が簡略化されたものだ

という説があるそうです。

実は私の参拝の目的の1つはコレ

人形に負けないほどの数の

カエルの置物が・・・。

カエルは古事記に登場する

多運具久(タニグク)という名の神様で
少彦名命の御使様なのだそうです。

日頃、カエル様たちにも

大変お世話になっている身ですから

一度お礼参りに行かねば！

と思っていたのでした。

ユニークなカエルの置物たちに

パワーをいただき、

カメレオンハートは明日3日

初商いです

謹賀新年〜花とカメレオンアーカイブ11〜

年始は3日(日)より

営業いたします。

（4日は月曜日のため定休日となります。）

今年も素敵なハチュライフを