梅雨本番

ということで
今回は、この季節の主役、
カエル2種のご紹介です。
まずは
東南アジアの田園などに生息する
アジアミドリガエル


緑色の体色に
白いラインが美しいカエルです。
次は
和歌山県産ヒキガエル


5月2日〜
当店でオタマから上陸したベビーです。
上陸の様子は
5月2日の記事をご覧ください

アジアミドリガエルは
トノサマガエルのように
かなりの跳躍力を持ちます。
一方、
ヒキガエルはあまり飛び跳ねることはなく
のそのそと歩きます。
同じカエルですが
飛び跳ねる方を「蛙」、
のそのそ歩く方を「蟇」
という漢字を充てて、
人々は昔から区別してきたようです。
面白いことに英語でも
飛び跳ねる方は「Frog」、
のそのそ歩く方は「Toad」
なんですね

このことは
洋の東西を問わず、大昔から
カエルたちが人間に近いところで
共生して来たことの証と言ってもいいと思います。
人々はいつもこの身近にいる
カエルという生き物をよ〜く観察し、
呼び名まで変えて区別して来たんですね。
・・・などと書いているうちに
雨音と
遠くのカエルの合唱が聞こえてきました。