デューンスコーピオンが
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このサソリは
アメリカ合衆国のカリフォルニア州からアリゾナ州にかけての
砂漠地帯に棲息する中型種です。
現在のサイズは約3cmくらい。
砂漠のサソリですから
いつも獲物にありつけるわけではないことを考えれば、
エサやりは
1〜2週間に1回くらいでよさそうです。
エサはコオロギがメイン。
水も気が付いた時に
霧吹きをする程度でOKです。
気になる毒の方ですが、
やはりサソリなのでちゃんとあります。
でも強い毒ではないらしく
たとえ刺されたとしても
それほどひどいことにはならないようです。
(ただし素手で触ることは避けましょう)
哺乳類が刺された場合に
致命的な毒性を持つサソリは実は少なくて
約1000種類のうち
わずかに25種と言われ、
生息地域もごく限られています。
では
サソリ=猛毒=致命的
という認識が世界中に広まったのはなぜか?
それはギリシャ神話の
「英雄オリオンを殺して、さそり座となったサソリ」
の話の影響が大きいようです。(Wikipediaより)
なにしろギリシャ神話は
古代から現代に至るまで
人類に多大な影響を与え続けていますからね。
サソリに刺されて死んでしまったオリオンもまた
星座となった。
そして星座となってからも
オリオンはサソリを避け続け、
そのため
さそり座が空にある時は決して姿を現さなくなった。。。
さそり座とオリオン座が
同時に見られない理由。
荒唐無稽な神々の物語と思われる
ギリシャ神話ですが
実はとても合理的な当時の「サイエンス」を
背景に作られているようですね。