2020年02月27日

魅惑のモニター

モニターは日本には生息していないトカゲであるため
馴染みが薄く、得たいが知れず、かなり気味の悪いイメージの
まさに「エキゾチック」な爬虫類ですね。
実物を見たことがない方も多いと思います。

でも世界を見渡せばモニターは
アフリカ大陸、中東、インド、東南アジア、オーストラリア、オセアニアの島々など
非常に広大な地域に普通に生息しています。(数は減っているようですが)

先日もインドネシアに旅行に行かれた方が
「川を巨大なトカゲが泳いでいるのを見た
と嬉しそうにおっしゃっていました。

こちらの店で言えば
紀ノ川でもし大きなトカゲが泳いでいたら
恐竜が出たくらいの
それこそ大騒ぎになることは間違いありませんが、
インドネシアでは普通に見られる光景のようです。


今回入荷したのは
そのインドネシア便でやって来た
コバルトツリーモニター、
イエローヘッドモニター、
ブルーテールモニター
の3種。


まずは奇跡的なブルーの体色で人気の高い
コバルトツリーモニター

IMG_8065.jpg
売約済です。ありがとうございます


次は
比較的温和な性格が多い
イエローヘッドモニター

IMG_8074.jpg
販売済み。お迎えありがとうございました


最後は
青みがかった尻尾が特徴の
オルリオオオトカゲ(ブルーテールモニター)

IMG_8082.jpg

種ごと、個体ごとに
それぞれ性格の傾向はありますが、
ベビーから飼育すればそれなりに馴れてくれます。
(馴らすにはとりあえず毎日触ることです

魅惑のモニターを見に
ぜひお店へお越しください

posted by カメレオン・ハート at 09:20| 和歌山 ☁| Comment(0) | オオトカゲ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月19日

ミドリガストロカナヘビの交尾行動

最大全長が約40cmほどにもなる
大型のカナヘビ
ミドリガストロカナヘビの交尾行動シーンです。

果たしてその結末は・・・???


もう一歩のところでしたが、
♀の逆襲に遭ってあえなく退散


でも
あえてクーリングをしなくても
どうやらスイッチは入りそうです。

次回の♂のがんばりに
期待したいと思います^^

posted by カメレオン・ハート at 01:51| 和歌山 ☀| Comment(0) | カナヘビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月16日

グランディスヒルヤモリ捕食シーン

グランディスヒルヤモリ
昆虫ゼリーを食べるシーンです


グランディスヒルヤモリは
その素早い身のこなしで、
ほぼ取り逃すことなく
狙った昆虫を捕まえることのできる優れたハンターですが、
時にはメインディッシュを食べたあと
ゆっくりとデザートを楽しむように
甘い昆虫ゼリーや果物を舐めます。


美しい体色、
最大30cmにもなる大きさ、
昼に活発に活動する昼行性・・・

やっぱり「素晴らしい」ヤモリです

なにしろ名前の「グランディス」は
ラテン語で「素晴らしい」の意ですから。





posted by カメレオン・ハート at 07:18| 和歌山 ☀| Comment(0) | 樹上性ヤモリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月12日

アンビローブ産卵とカラーバリエーション

先日交配した
パンサーカメレオン アンビローブ
無事産卵しました。

画像は産卵後の♀です。
お疲れさま

IMG_7963.jpg

下は
鮮やかなブルーバーが美しい♂親

IMG_7666.jpg


ここでアンビローブの生息地について
おさらいをしておくと
マダガスカルのかなり北部になります

2020-02-12 (4).png

今回のブルーバーの♂親はCBですが、
ワイルドのアンビローブが入ってくると
そのカラーバリエーションの豊富さに驚かされます。
同じアンビとは思えないほどの違いがありますね。

おそらく各ローカリティの中で
その豊富さではアンビローブがNo.1でしょう。

その理由としては
「アンビローブ」というローカリティは
「シラマ」あたりを含む
かなり広範囲に生息するパンサーの総称であるからと言われます。

下の赤い点線はあくまで生息地の想像です。
(実際に行って見た訳ではないので)

2020-02-12.png

アンビローブからシラマへ続く道を歩いて
もしもその体色のバリーエションの変化を
目の当たりにすることができたなら・・・

それはとても幸せな夢ですね

posted by カメレオン・ハート at 04:39| 和歌山 ☀| Comment(0) | パンサーカメレオン アンビローブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月08日

ヒルヤモリの違和感の訳

ヤモリは基本的に夜行性ですが、
不思議なことにマダガスカルには
「ヒルヤモリ」と呼ばれる
昼行性のヤモリの一群が生息します。
(一部、アフリカ大陸の東部、モーリシャス・セーシェル・コモロ諸島などにもいます)

なぜ昼行性になったのか・・・?
とても興味深いテーマですね。


それはさておき、下の画像は
今回入荷のヒルヤモリの中でも最大種の
グランディスヒルヤモリ

IMG_7844.jpg

この鮮やかな体色が特徴の1つですが、
でも、ヒルヤモリを特徴付けるのは
なんと言ってもその「眼」ではないかと思います。

下の画像は
夜行性のガーゴイルゲッコーとの比較

IMG_2937.jpg

今さらではありますが
基本的に夜行性に近い生物の瞳孔はスリット状
主に昼間に活動をする生物の瞳孔は円形なんですね。
(一部例外はあります)

スリット状の瞳孔は
円形の瞳孔よりも短時間で閉じることができるらしく
夜行性の種が昼間の強い光をさえぎるのに適していると言われますが・・・
真相やいかに・・・???


ヒルヤモリを見て、
いつもなんとなく感じる
「ヤモリ」としての違和感・・・。

その原因は
やっぱりこの「丸い眼」なんだと
改めて気付かせてくれる
グランディスヒルヤモリです^^


posted by カメレオン・ハート at 04:29| 和歌山 ☁| Comment(0) | ヒルヤモリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月04日

小さなイグアナ

画像は
なぜかマダガスカルに生息するイグアナ、
マダガスカルミツメイグアナです。

IMG_7832.jpg

和名の「ミツメ」の通り、
頭のてっぺんに
第3の目、「頭頂眼」
がはっきりと見えますね。

この頭頂眼には視力はありませんが、
「光の感受器」であることは間違いないらしく
光の刺激によって
性ホルモンの生成や体温調節などの役割があるようです。
でもまだ正確には解明されていません。

もしかしたら
手塚治虫の漫画「三つ目がとおる」の主人公
写楽保介のように
隠された「超能力」を秘めているかも?ですね^^

IMG_7837.jpg

20cmほどの小さな可愛らしい
マダガスカルミツメイグアナ。

あの巨大なグリーンイグアナは
飼いたくても飼えない方に
お薦めです^^


posted by カメレオン・ハート at 02:17| 和歌山 ☁| Comment(0) | イグアナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月02日

イケてるウスタレカメレオン!

マダガスカル便で
ウスタレカメレオン
入荷しています。

IMG_7865.jpg

体色は地味で
名前もさえませんが(笑
サイズではパーソンに次いで大きくなる
大変迫力のあるカメレオンです。

別名のジャイアントカメレオンと呼んだ方が
株が上がりそうですね^^

自然下では
♂で最大60cm、
♀は40cmくらいになる
とても見栄えのするカメレオン。

この個体は♂に比べて
比較的カラフルな♀です

IMG_7867.jpg

恥ずかしそうに
赤くなってますね(笑

お腹が少しふっくらしているようにも見えますが、
持ち腹かどうかは不明。


このウスタレカメレオンの特徴の1つとして
下の地図をご覧ください

2020-02-01.jpg

なんと!
マダガスカルのほぼ全土に生息
しているのがわかりますね。

これは他のカメレオンにはない
特筆すべき特徴です。

すなわち
「非常に環境適応力の高いカメレオン」
ということが言えると思います。

おまけに
実際に飼育してみるとわかりますが、
たいそう穏やかな性格をなさっています。

飼育者にとっては
大変ありがたいカメレオン^^


さまざまな環境で日々もまれ、苦労して丸くなるのは
人間もカメレオンも同じということで・・・(笑


posted by カメレオン・ハート at 00:13| 和歌山 ☀| Comment(0) | ジャイアントカメレオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月29日

カーペットカメレオン飼育しやすさの訳

久々に
マダガスカルの宝石
カーペットカメレオンの入荷です。

の画像

IMG_7812.jpg

♀の画像

IMG_7825.jpg

ブラックの地色に
ブルー・オレンジ・ホワイトなどが散りばめられた
非常に美しい体色をしているところ見ると
どうやら♀は抱卵している感じです。
(100%ではありません。)


カーペットカメレオンは
パンサーカメレオンと同程度、
場合によってはそれ以上の飼育しやすさという点で
一押しのカメレオンです。
(もちろん状態良く入荷し、立ち上がった個体であればのお話ですが・・・)


その訳について
下を見ていただきたいと思います

カーペット生息域.jpg

カーペットカメレオンとパンサーカメレオンは
同じFurcifer(フサエカメレオン属)に属するカメレオンですが、
画像の通り、
実は生息域はほとんど重なりません。

そして、マダガスカル島を
グーグルマップの航空写真(右端)で見ると
パンサーの生息域は緑が比較的豊かなのに対し、
カーペットは赤茶けたところに生息していることがわかります。

つまりカーペットは
パンサーより緑の少ない、
より過酷な環境で生きているということですね。

実際に海外のサイトなど見ると
カーペットはかなり乾燥したサバンナから
比較的湿気の多い森林まで幅広く生息し、
民家の小屋や田んぼの端にある低木のようなところにも
平気で出没するようです。

あの飼育しやすいパンサーカメレオンでさえ
自然下では緑の多い環境が必要なのに対し、
カーペットカメレオンのこの逞しさ

人間の生活圏で共存できる能力

これこそが
カーペットの飼育しやすさの理由
と言ってもいいのではないかと思います。


posted by カメレオン・ハート at 22:30| 和歌山 ☀| Comment(0) | カーペットカメレオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月27日

今年もノシミチオ!

先日、パンサーカメレオンのノシミチオ
交配を行いました。

下の画像はその時の様子です。

まずは♀にアプローチ開始

IMG_7747.jpg

♂の体色が
一気にイエローに変わり、
♀にアピールしているように見えます

IMG_7749.jpg

無事交尾に至りました。
♂の体色は元に戻っています

IMG_7752.jpg

2020年もベビーの誕生を
期待したいと思います^^


下は2019年生まれのノシミチオ ベビー。
ごく少数ですが
販売可能サイズに育っています。

♂ベビー

IMG_7784.jpg

♀ベビー

IMG_7794.jpg

詳しくは店頭にて


posted by カメレオン・ハート at 03:12| 和歌山 🌁| Comment(0) | パンサーカメレオン ノシミチオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月23日

マモノミカドヤモリと超大陸

画像は先日入荷したニューカレドニアの固有種
マモノミカドヤモリUSCBです。

メイン(本島)♂
IMG_7690.jpg

パイン♂
IMG_7679.jpg

ここまで擬態するか!というくらい
苔むした樹皮を複雑に見事に再現しています。


和名の「マモノ」の由来は
種名chahoua(チャホウア)
ニューカレドニアの現地語で
「魔物」を意味するところから来ています。


「擬態」と「魔物」で連想するのは
マダガスカル固有種のヘラオヤモリ属。

フリンジヘラオヤモリ、エダハヘラオヤモリ、ヤマビタイヘラオヤモリなども
現地の人々に「悪魔の使い」として
畏怖の対象となっています。

人間の感性というのは
国や人種によってほとんど変わりがないということですね。


そういえば
マモノミカドヤモリを含むラコダクティルス属ヘラオヤモリ属
見た目にかなり違いはあるものの
「擬態」ばかりでなく、
その生態はなんだか似ているように感じます。

棲息地を地図で見ると
海を隔てて12,000kmも離れた場所ですが、
驚くことに緯度はほぼ同じ。

「マダガスカルのほぼ真東にニューカレドニアが位置している」
ことに気付きます。

web-wmap-s3-a2.jpg

はるか12,000kmの距離と海を隔てた相似形。

なんだかワクワクしますね^^


ここで想像を逞しくして
はるか昔に超大陸パンゲアが存在したと仮定すると・・・


250px-Pangaea_continents_ja.jpg

大陸移動によって
マダガスカルとニューカレドニアに取り残された
元は同種のヤモリたちは
海に隔てられた「島」ほぼ同じ「緯度」という条件により
その後似たような(それぞれ独自の)進化を遂げた・・・

比較的おっとりとして温和な性格も
この2つの条件が作り出した賜物かも?
と想像します。


posted by カメレオン・ハート at 03:49| 和歌山 ☔| Comment(0) | 樹上性ヤモリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする